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シラバス基本情報

更新日時 2024/03/12 15:27:46
科目分類 専門教育科目
時間割コード TB50402
授業科目名 アドバンスドインフォマティクスII
授業科目名(英語)
科目コード TB50400
科目ナンバー
主担当教員(所属) 廣冨 哲也(総合理工学部知能情報デザイン学科)
単位数 2.0
時間数 0.0
履修年次 2年,3年,4年
開講学期 2024年度 後期
曜日・時限 他0
必修/選択/選択必修/自由 必修
履修資格 知能情報デザイン学科の学生に限る
各種教育プログラム名称

担当教員一覧



シラバス詳細情報

授業形態 講義・演習
授業の目的 システム創成プロジェクトは、問題解決のプロセスにチームで取り組み、ICTを活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、計画的に仕事を進める能力、他者と協働する能力、情報や意見をやり取りする能力を身につけることを目的とした科目群である。システム創成プロジェクトA(旧Ⅰ・Ⅱ)とB(旧Ⅲ)の受講生の混成でチームを組み、Project Based Learning (PBL) 形式で課題解決に取り組む。

ビジネスプランの作成を重視する「イノベーション創出型」とチームでのソフトウェア開発を重視する「チーム指導開発型」に分かれ、コンピュータを用いたシステムの開発を行う。イノベーション創出型では、リサーチからプロトタイピングを中心に実施する1、及び、前年度のイノベーション創出型1をふまえて、設計・実装から評価を中心に実施する2のいずれかのチームに所属する。なお、リサーチ対象は、チームごとに設定する。チーム開発指導型では、毎年度異なるテーマで開発を行う。

システム創成プロジェクトA(旧Ⅰ・Ⅱ)の受講者はチームの一員としての役割を担う。システム創成プロジェクトB(旧Ⅲ)の受講者はチームのリーダーとしての役割を担う。
授業の到達目標 (1) ビジネスプランやDXの立案プロセス、または、開発するシステムの要求分析・設計プロセスにおいて、問題とその解決策を論理的に議論し、チームで共有できる。

(2) チームで協働し、コンピュータを用いたシステムの開発ができる。

(3) ビジネスプランやDXのアイデアの検証、または開発したシステムの評価ができる。

(4) ビジネスプランやDXのアイデア、または開発したシステムを他者へ伝えることができる。
授業の内容および方法 本授業は、PBL形式のため、各回の内容は目安であり、チームの進度に応じて適宜変更する(スプリント1~3または1~4について、各チームはスプリントごとの目標を設定する。その目標に基づき、スプリントの各授業回の内容をチームで計画し、設計・実装・テストなどの開発工程を実施する。その結果をふまえて、次回のスプリントの目標を見直すことを繰り返す)。

すべて回で「SDG9.産業と技術革新の基盤を作ろう」を扱う。
期末試験は実施しない。

【チーム開発指導型】
1. オリエンテーション(チーム分け、テーマ、およびスケジュールの提示)
2. チームディスカッション、課題調査
3. システム開発におけるチームワーク
4~12. 開発環境の構築、使用するツールの学習、テーマに関する問題収集、問題点の抽出、エレベータピッチの作成、ユーザーストーリーマッピング、MVPの設定、プロダクトバックログ、スプリント1(スプリントバックログの作成、開発、振返り)
13. 発表資料作成
14. 中間発表
15. スプリント2-1: スプリントバックログの作成
16. スプリント2-2: 開発
17. スプリント2-3: 開発
18. スプリント2-4: 開発
19. スプリント2-5: 開発
20. スプリント2-6: 開発
21. スプリント2-7: 開発
22. スプリント2-8: 開発、振り返り
23. スプリント3-1: スプリントバックログの作成
24. スプリント3-2: 開発
25. スプリント3-3: 開発
26. スプリント3-4: 開発
27. スプリント3-5: 開発
28. スプリント3-6: 開発
29. スプリント3-7: 開発
30. スプリント3-8: 開発、振り返り
31. スプリント4-1: スプリントバックログの作成
32. スプリント4-2: 開発
33. スプリント4-3: 開発
34. スプリント4-4: 開発、振り返り
35. 成果物の評価、発表資料作成
36. 成果物の評価、発表資料作成
37. 成果物の評価、発表資料作成
38. 成果物の評価、発表資料作成
39. 発表練習
40. 成果発表会~ショートプレゼン~
41. 成果発表会~インタラクティブ発表~
42. 振り返り

【イノベーション創出型1年目】
1. オリエンテーション(チーム分け、テーマ、およびスケジュールの提示)
2. チームディスカッション、課題調査
3. システム開発におけるチームワーク
4. オリエンテーション、DX版ビジネス仮説検証、商品設計準備
5. 商品説明資料
6. ビジネスモデルの仮説検証、インタビューの仕方
7. スプリント1-1: スプリントバックログの作成
8. スプリント1-2: プロトタイピング
9. スプリント1-3: プロトタイピング、振り返り
10. 顧客インタビュー1
11. 顧客インタビュー2
12. 発表資料作成
13. チーム別指導
14. フィードバックへの対応
15. スプリント2-1: スプリントバックログの作成
16. スプリント2-2: プロトタイピング
17. スプリント2-3: プロトタイピング
18. スプリント2-4: プロトタイピング、振り返り
19. 顧客インタビュー3
20. 顧客インタビュー4
21. シンプル収益モデル、ビジネスプランの作り方、発表資料の作り方
22. 発表資料作成
23. チーム別指導
24. チーム別指導
25. フィードバックへの対応
26. スプリント2-1: スプリントバックログの作成
27. スプリント2-2: プロトタイピング
28. スプリント2-3: プロトタイピング
29. スプリント2-4: プロトタイピング、振り返り
30. プロトタイプによる評価の検討
31. プロトタイプによる評価の設計
32. プロトタイプによる評価の練習
33. プロトタイプによる評価1
34. プロトタイプによる評価2
35. プロトタイプによる評価の分析1
36. プロトタイプによる評価の分析2
37. 評価をふまえた修正
38. 成果発表会の資料作成
39. 発表練習
40. 成果発表会~ショートプレゼン~
41. 成果発表会~インタラクティブ発表~
42. 振り返り

【イノベーション創出型2年目】
1. オリエンテーション(チーム分け、テーマ、およびスケジュールの提示)
2. チームディスカッション、課題調査
3. システム開発におけるチームワーク
4. プロダクトバックログの作成
5. 開発環境の構築
6. チーム開発の練習
7. スプリント1-1: スプリントバックログの作成
8. スプリント1-2: 開発
9. スプリント1-3: 開発
10. スプリント1-4: 開発、振り返り
11. スプリント2-1: スプリントバックログの作成
12. スプリント2-2: 開発
13. スプリント2-3: 開発
14. スプリント2-4: 開発、振り返り
15. スプリント3-1: スプリントバックログの作成
16. スプリント3-2: 開発
17. スプリント3-3: 開発
18. スプリント3-4: 開発
19. スプリント3-5: 開発
20. スプリント3-6: 開発、振り返り
21. シンプル収益モデル、ビジネスプランの作り方、発表資料の作り方
22. 発表資料作成
23. チーム別指導
24. チーム別指導
25. フィードバックへの対応
26. 実証実験の設計
27. 実証実験の練習
28. 実証実験1
29. 実証実験2
30. 実証実験の分析1
31. 実証実験の分析2
32. チーム別指導
33. フィードバックへの対応
34. スプリント4-1: スプリントバックログの作成
35. スプリント4-2: 開発
36. スプリント4-3: 開発
37. スプリント4-3: 開発、振り返り
38. 成果発表会の資料作成
39. 発表練習
40. 成果発表会~ショートプレゼン~
41. 成果発表会~インタラクティブ発表~
42. 振り返り

※システム創成プロジェクトAの履修生は、アドバンスドインフォマティクスⅡ(後期・集中的に開講)も履修すること。システム創成プロジェクトAとアドバンスドインフォマティクスⅡの合計で42回を実施する。
※システム創成プロジェクトⅠは1~14回として実施する。
※システム創成プロジェクトⅡは15~42回のうち、チームの指導教員の指定する14回において実施する。
※システム創成特論は、1~14回に加えて、15~42回のうち、チームの指導教員の指定する14回において実施する。
授業の進め方 Project Based Learning (PBL) 形式で行う。
土日に収集的に実施する回もあるため、スケジュールの詳細は別途周知する。
各チームで次回講義までの個人の作業を決め、講義外の自己学習において、その作業を行うこと。
授業キーワード 【授業関連キーワード / Keywords】
Software Development

【SDGsとの関連 / SDGs】
9.産業と技術革新の基盤を作ろう
Goal 9: Build resilient infrastructure, promote sustainable industrialization and foster innovation
解決に取り組むテーマによって、9以外の項目に関連する場合があります。
テキスト(図書)
 
参考文献(図書)
ISBN 9784274068560
書名 アジャイルサムライ : 達人開発者への道
巻次
著者名 Rasmusson,Jonathan/著 西村直人/翻訳 角掛拓未/翻訳 角谷信太郎/翻訳 ほか
出版社 オーム社
出版年 2011
ISBN 9784274216053
書名 データベースシステム
巻次
著者名 北川博之/著
出版社 オーム社
出版年 2014
ISBN 9784781910246
書名 リレーショナルデータベース入門 : データモデル・SQL・管理システム
巻次
著者名 増永良文/著
出版社 サイエンス社
出版年 2003
ISBN 9784774126876
書名 PC UNIXユーザのためのPostgreSQL完全攻略ガイド : 豊富な機能と高い信頼性を誇るオープンソースデータベース
巻次
著者名 石井達夫/著
出版社 技術評論社
出版年 2006
ISBN 9784274050190
書名 リファクタリング
巻次
著者名 Fowler,Martin/著 オーム社/著 児玉公信/翻訳 友野晶夫/翻訳 平澤章/翻訳 ほか
出版社 オーム社
出版年 2014
ISBN 9784501552909
書名 ユーザーエクスペリエンスの測定
巻次
著者名 トム・タリス/著 ビル・アルバート/著 篠原稔和/監訳
出版社 東京電機大学出版局
出版年 2014
ISBN 9784274214837
書名 ユーザビリティエンジニアリング : ユーザエクスペリエンスのための調査、設計、評価手法
巻次
著者名 樽本徹也/著
出版社 オーム社
出版年 2014
ISBN 9784798144610
書名 独習Git
巻次
著者名 リック・ウマリ/著 吉川邦夫/翻訳
出版社 翔泳社
出版年 2016
ISBN 4774188832
書名 Ruby on Rails 5 アプリケーションプログラミング
巻次
著者名 山田祥寛/著
出版社 技術評論社
出版年 2017
参考文献(その他)・授業資料等 チーム開発指導型の教員指導チームに配属された学生は、「Ruby on Rails 5 アプリケーションプログラミング」を教科書として使用する。

その他、必要に応じて資料を適宜配布する。
成績評価の方法およびその基準 以下に基づき、ルーブリックを用いて,達成度をS, A, B, C, Dの5段階で評価する。
・slackやnotion等の進捗報告
・成果発表会の発表資料・発表内容
・日頃の授業の様子
・(イノベーション創出型)ビジネスプランコンテストの応募資料
・必要に応じて期末に実施する面談

すべての到達目標がC以上であり、かつ、合計点が60点以上の場合を合格とする。

【イノベーション創出型】
[Ⅰ]
(1) 70点 - S 70, A 56, B 49, C 42, D 0
(2) 30点 - S 30, A 24, B 21, C 18, D 0

[Ⅱ]
(2) 10点 - S 10, A 8, B 7, C 6, D 0
(3) 70点 - S 70, A 56, B 49, C 42, D 0
(4) 20点 - S 20, A 16, B 14, C 12, D 0

[Ⅲ、A、B]
(1) 30点 - S 30, A 24, B 21, C 18, D 0
(2) 10点 - S 10, A 8, B 7, C 6, D 0
(3) 30点 - S 30, A 24, B 21, C 18, D 0
(4) 30点 - S 30, A 24, B 21, C 18, D 0

【チーム開発指導型】
[Ⅰ]
(1) 30点 - S 30, A 24, B 21, C 18, D 0
(2) 70点 - S 70, A 56, B 49, C 42, D 0

[Ⅱ]
(2) 70点 - S 70, A 56, B 49, C 42, D 0
(3) 10点 - S 10, A 8, B 7, C 6, D 0
(4) 20点 - S 20, A 16, B 14, C 12, D 0

[Ⅲ、A、B]
(1) 20点 - S 20, A 16, B 14, C 12, D 0
(2) 40点 - S 40, A 32, B 28, C 24, D 0
(3) 20点 - S 20, A 16, B 14, C 12, D 0
(4) 20点 - S 20, A 16, B 14, C 12, D 0

加点・減点については、履修上の注意欄を参照すること。
履修上の注意 一部を集中的に実施するため、実施日時に注意すること。

次に該当する場合は加点/減点する。
・(達成目標別)知識・技術・意欲が高く/低く、チームに貢献する成果を多く出している/成果が少ない。または取り組む課題や成果についての理解が高い/不足している
・(総合点)行動や言動により、他のメンバーのモチベーションを向上/低下させている
・(総合点)チームで主体的に動く人数が少ない中で、中心となって活動した/欠席回がある(公認欠席を除き、理由を問わず、1コマの欠席で5点減点。補講措置を取った場合は減点しない)
オフィスアワー 知能情報デザイン学科ホームページ教員紹介に記載。
ディプロマポリシーとの関係区分
使用言語区分 日本語のみ
その他 昨年度システム創成プロジェクトを履修していない学生は、4月7日正午までにhttps://forms.office.com/r/krNYgVhbEp で履修希望申請を提出して下さい。授業のSlackに招待します。
受講方法等の説明はSlackにて行います。

講義室の関係で履修者に制限をかける場合があります。その場合、知能情報デザイン学科の2・3年生を優先します。

不明な点があればhirotomi@cis.shimane-u.ac.jpに連絡して下さい。


授業追加情報

準備学修(予習・復習・宿題)に必要な学修の時間(1回の授業当たり)
/Time required for homework
講義以外の自己学習時間として、一回の講義につき予習100分、復習100分が必要である。
授業の実施方法
/Types of classes
面接授業(面接のみ)/In-person class (In-person only)

担当教員一覧

No. 担当教員 担当教員所属
1 神﨑 映光 総合理工学部知能情報デザイン学科
2 廣冨 哲也 総合理工学部知能情報デザイン学科
3 山田 泰寛 総合理工学部知能情報デザイン学科
4 黄 緒平 総合理工学部知能情報デザイン学科

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時間割所属 時間割コード 授業科目名
総合理工学部 TB50203 システム創成プロジェクトIII
総合理工学部 T383801 システム創成プロジェクトI
総合理工学部 T950221 システム創成プロジェクトI
総合理工学部 T950232 システム創成プロジェクトII
総合理工学部 T950243 システム創成プロジェクトIII
総合理工学部 T950442 アドバンスドインフォマティクスII
総合理工学部 T951073 システム創成プロジェクトA
総合理工学部 T951083 システム創成プロジェクトB
総合理工学部 TB50181 システム創成プロジェクトI
総合理工学部 TB50192 システム創成プロジェクトII
総合理工学部 TB50402 アドバンスドインフォマティクスII
総合理工学部 TB51053 システム創成プロジェクトA
総合理工学部 TB51063 システム創成プロジェクトB

別の条件でシラバスを参照する/Inquiry syllabus by other conditions