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シラバス基本情報

更新日時 2024/02/08 12:23:14
科目分類 専門教育科目
時間割コード TB50251
授業科目名 マルチメディア工学
授業科目名(英語)
科目コード TB50250
科目ナンバー
主担当教員(所属) 石原 由紀夫(総合情報処理センター)
単位数 2.0
時間数 0.0
履修年次 3年,4年
開講学期 2024年度 前期
曜日・時限 金3,金4
必修/選択/選択必修/自由 選択
履修資格
各種教育プログラム名称

担当教員一覧



シラバス詳細情報

授業形態 講義
授業の目的 本講義では,C言語を用いて基礎的な画像処理をプログラミングし,その仕組みの習得を目指します.具体的には,画像の色相や彩度,輝度の操作,ヒストグラムの変換,画像の拡大縮小,平滑化,エッジ抽出,周波数分析などを実施します.

In this lecture, students will learn the basics of image processing by programming activities, which include adjusting properties such as hue, saturation and luminance, converting histograms, scaling/smoothing images, extracting edges and frequency analysis, etc.
授業の到達目標 本講義では,以下を到達目標とします.
(1)画像データの構造について理解している
(2)基本的な画像処理プログラミングについて理解している
(3)画像のエフェクト処理、変形処理について理解している
(4)画像解析処理について理解している

Class Objective Goal:
After this lecture, you will understand
(1) the structure of image data,
(2) the basics of image processing,
(3) image effects and transformations,
(4) image analysis.
授業の内容および方法 第1回:オリエンテーション
第2回:画像の入出力
第3回:RGB⇔HSL色空間の変換
第4回:ヒストグラム変換:トーンカーブによる補正
第5回:ヒストグラム変換:二値化,ポスタリゼーション
第6回:画素間演算:アルファブレンディング,エンボス
第7回:空間フィルタリング:平均化,微分
第8回:空間フィルタリング:ラプラシアン,LOG
第9回:空間フィルタリング:アンシャープマスキング,エッジを保存した平均化
第10回:画像変換:拡大縮小,回転,平行移動
第11回:画像分析:二次元フーリエ変換
第12回:画像分析:二次元フーリエ逆変換
第13回:画像分析:周波数フィルタリング
第14回:レポート課題
※第14回では,これまでに習得した画像処理について,機能の改善や拡張に取り組む.

1. Orientation
2. Input/output image data
3. Conversion between RGB and HSL color space
4. Histogram conversion: adjustment using tone curves
5. Histogram conversion: binarization, posterization
6. Pixel calculation: alpha blending, embossing
7. Spatial filtering: blurring, differentiation
8. Spatial filtering: Laplacian, LOG
9. Spatial filtering: unsharp masking, edge preserving smoothing
10. Image conversion: scaling, rotating, shifting
11. Image analysis: 2D Fourier transform
12. Image analysis: inverse 2D Fourier transform
13. Image analysis: frequency filtering
14. Report assignment
*In the last class, students will improve or extend the image processing they have just learned.
授業の進め方 本講義では,基礎的な画像処理やその仕組みについて解説し,プログラミングを通して実践的な技能を習得します.

In this lecture, students learn the basics of image processing and the algorithms. Students also acquire practical skills through creating programs.
授業キーワード 画像処理,Cプログラミング
Image processing, C programming

SDGsの目標: 9.産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs goal: 9.Industry, Innovation and Infrastructure
テキスト(図書)
 
参考文献(図書)
 
参考文献(その他)・授業資料等 ・ディジタル画像処理編集委員会 著,“ディジタル画像処理”,画像情報教育振興協会.
・長尾 智晴 著,“C言語による画像処理プログラミング入門”,朝倉書店.
・萩原 将文 著,“デジタル信号処理”,森北出版
成績評価の方法およびその基準 本講義における成績評価については,毎回出題する課題と最終回に出題するレポート課題の達成状況をもとに総合的に行います.
《得点配分》
課題の達成度:50%
レポート課題の達成度:50%

Final score will be decided based on the completion of both the exercises assigned every class and the report assignment.
<Score weight>
Completion of exercises: 50%
Completion of report assignment: 50%
履修上の注意 毎回の講義にきちんと受講してください.理解を深めるために,一回の講義につき,90分程度の復習が必要です.分からないところを放置しないように心がけてください.

Students should attend every class and do the review for 90 minutes or more for deep understanding. Keep in mind not to put aside anything you don't understand.
オフィスアワー 講義についてご質問等ある方はいつでもTeamsで質問してください.また,メールでご質問いただいても結構です.

Please feel free to post on Teams or email me your questions.
ディプロマポリシーとの関係区分
使用言語区分 日本語のみ
その他 【受講にあたって必要な準備】
□ Microsoft Teamsへの接続
1. 自身のメールアドレス(***@matsu.shimane-u.ac.jp)と統合認証システムのパスワードを用いて下記URLへサインインし,表示されるアプリ一覧より「Teams」をクリックします.
- Microsoft 365 ポータル -
https://portal.office.com/

2. 左ペイン「チーム」をクリック後,画面右上に表示される「チームに参加/チームを作成」をクリックします.

3.「コードでチームに参加する」へ,コード 72tz1ph を入力しチーム「マルチメディア工学2024」へ参加します.

4. チャンネル一覧より「事前の準備について」をクリック後,画面上部の「ファイル」をクリックします.

5.「受講前の確認事項について.pdf」を確認し,以下の準備を行います.

□ C言語の開発環境の準備
授業ではご自身のPCを用いてプログラムを作成・実行します.「受講前の確認事項について.pdf」を参考にC言語の開発環境の準備をお願いします.

□ 画像処理ソフトGimpのインストール
画像処理の結果を確認するために画像処理ソフト「Gimp」を使用します.「受講前の確認事項について.pdf」を参考に準備をお願いします.

【授業の受講方法】
総合情報処理センター2F第2学生実習室にて面接授業で実施する予定です.C言語の開発環境を準備したPCを持参してください.初回は4月12日(金) 10:25~です.

【担当教員との連絡方法】
講義について質問がある場合は下記へいつでも連絡ください.
iyukio[AT]ipc.shimane-u.ac.jp ([AT]->@) またはTeamsの1:1チャット


授業追加情報

準備学修(予習・復習・宿題)に必要な学修の時間(1回の授業当たり)
/Time required for homework
30~60分
授業の実施方法
/Types of classes
面接授業(面接のみ)/In-person class (In-person only)

担当教員一覧

No. 担当教員 担当教員所属
1 石原 由紀夫 総合情報処理センター

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時間割所属 時間割コード 授業科目名
総合理工学部 T342101 マルチメディア工学
総合理工学部 T950291 マルチメディア工学
総合理工学部 TB50251 マルチメディア工学

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