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シラバス基本情報

更新日時 2024/03/29 10:32:25
科目分類 専門教育科目
時間割コード TB50091
授業科目名 データベース
授業科目名(英語) Database
科目コード TB50090
科目ナンバー
主担当教員(所属) MIAN RIAZ UL HAQUE(総合理工学部知能情報デザイン学科)
単位数 2.0
時間数 0.0
履修年次 2年,3年,4年
開講学期 2024年度 前期
曜日・時限 水5,水6
必修/選択/選択必修/自由 選択必修
履修資格 Basic Knowledge of data and programming
各種教育プログラム名称

担当教員一覧



シラバス詳細情報

授業形態 講義
授業の目的 計算機上でデータを集めて管理し,再利用するために,データベースは欠かせないものとなっています.本講義では,特に広く利用されているリレーショナルデータベースを中心に,データベースの設計のための基本的知識を解説します.


Course objective: Database is an important system or concept for collecting, managing and reusing data on a computer. This lecture introduces some fundamental knowledge, mainly about relational databases, for designing databases.
授業の到達目標 リレーショナルデータベースを中心にデータベース設計のための基本的知識を有しているかを評価する.具体的には,以下の達成目標を評価する.
1. リレーショナルデータモデルおよびリレーショナルデータベースについて理解している.
2. SQLによる基本的な問合せについて理解している.
3. 物理的データ格納方式について理解している.
4. 問合せ処理およびトランザクションについて理解している.


At the end of the course, students should be able to do the followings:
1. Recognize relational data model and database.
2. Recognize SQL syntax for issuing some fundamental queries.
3. Recognize physical data structures.
4. Recognize query processing and transactions.
授業の内容および方法 基本的には以下の内容で講義を行いますが,一部順序や内容が変更となる可能性があります.
最後に,全体の内容について理解度チェック・復習を行う「おさらい」回を設ける予定です.
1. オリエンテーション,データモデリング(SDGs 4&9)
2. リレーショナルデータモデル(1):リレーション,一貫性制約(SDGs 4&9)
3. リレーショナルデータモデル(2):リレーショナル代数(SDGs 4&9)
4. リレーショナルデータベースの設計理論:関数従属性,正規形(SDGs 4&9)
5. リレーショナルデータベース言語SQL(1):背景と,定義/更新(SDGs 4&9)
6. リレーショナルデータベース言語SQL(2):問合せ記述の基礎(SDGs 4&9)
7. リレーショナルデータベース言語SQL(3):高度な問合せ記述(SDGs 4&9)
8. 物理的データ格納方式(1):レコードとファイル,ファイル編成法(SDGs 4&9)
9. 物理的データ格納方式(2):B-tree,B+-tree(SDGs 4&9)
10. 問合せ処理(SDGs 4&9)
11. 問合せ最適化(SDGs 4&9)
12. トランザクションと障害時回復(SDGs 4&9)
13. トランザクションの同時実行制御(SDGs 4&9)
14. おさらい(SDGs 4)

※末尾のSDGsについて,詳細は授業キーワードを参照してください.

Class schedule:
1. Guidance, Data modeling (SDGs 4&9)
2. Relational data model (1): Relation, Integrity constraint (SDGs 4&9)
3. Relational data model(2): Relational Algebra (SDGs 4&9)
4. Relational database design theory: Functional dependency, Normal form (SDGs 4&9)
5. SQL(1): Background, CREATE TABLE/UPDATE statements (SDGs 4&9)
6. SQL(2): Fundamentals of SELECT statement (SDGs 4&9)
7. SQL(3): Complex queries (SDGs 4&9)
8. Physical data structures(1): Record and file, File structures (SDGs 4&9)
9. Physical data structures(2): B-tree,B+-tree (SDGs 4&9)
10. Query processing (SDGs 4&9)
11. Query optimization (SDGs 4&9)
12. Transactions and recovery (SDGs 4&9)
13. Concurrency control (SDGs 4&9)
14. Revisit (SDGs 4)
授業の進め方 授業は対面で行います。(緊急時、または、新型コロナ感染症の隔離期間や医師の指示などの理由で対面での参加ができない場合は、オンラインでの参加も可能です。ただし、その場合は授業当日の12時間前までにメールで連絡すること。)
場合によっては,オンデマンドで資料を提供することもあります。

毎回の授業で演習を実施します。必要なプリントは教室で配布します。

The class will be In-person and face-to-face. (If you have any urgent issue or if you are unable to join in person due to the COVID isolation period/ doctor’s advice etc., you may join online. However, in that case, you must need to notify me by email before 12 hours on the day of the class)
If necessary some case on demand content also provide.

Classwork will be conducted in every class. Necessary printed document will provide in the classroom.
授業キーワード 【授業関連キーワード】
関係データベース,データモデリング,SQL,問合せ,トランザクション

【SDGsの17の目標との関連性】
4. 質の高い教育をみんなに
9. 産業と技術革新の基盤を作ろう

[Keywords]
Relational Database, Data Modeling, SQL, Query, Transaction

[Related 17 SDGs]
4. Quality education
9. Industry, innovation and infrastructure
テキスト(図書)
ISBN 9784274225161
書名 データベースシステム(改訂2版)
巻次
著者名 北川博之/著・編集
出版社 オーム社
出版年 2020
参考文献(図書)
ISBN 9784781913902
書名 リレーショナルデータベース入門
巻次
著者名 増永良文/著
出版社 サイエンス社
出版年 2017
ISBN 9784320123465
書名 データベース:ビッグデータ時代の基礎
巻次
著者名 白鳥則郎/監修 三石大 吉廣卓哉/著・編集
出版社 共立出版
出版年 2014
参考文献(その他)・授業資料等 毎回の講義にあわせてハンドアウトを配布します.面接授業出席者には紙で配布しますが,Moodleで電子版も公開します.必要に応じて,各人で印刷して使用してください.


Handout will be distributed in every class via paper and Moodle.
成績評価の方法およびその基準 演習、中間レポート、期末レポートはそれぞれ 25%、30%、45%の配点となる。
(1) 演習:各授業回の理解度(演習のスコアのうち,上位10のスコアの平均点)
(2) 中間レポート1:第1回授業から第7回授業までの理解度(それぞれ異なる問題)
(3) 期末レポート:総合理解度(それぞれ異なる問題)
(4) 上記(1)~(3)の平均点が60%以上であること。
(5) Viva: 提出された授業課題およびレポートを対象とする。Vivaそのものは点数ではないが,レポート 1 と期末レポートの評価はVivaのスコアを掛けて加重計算される。

Classwork, One Interim reports and the final report contains 25%, 30% and 45% marks respectively.
(1) Classwork: Understanding of each class [avg. score of best 10]
(2) Interim report-1: Understanding class-1 to Class-7. [different question for each]
(3) Final Report: Overall [different question for each]
(4) Average for all the scores for (1)-(3) must be higher than 60%
(5) Viva: Viva is on the submitted classwork and reports. The viva carries no marks, but reports 1 and Final report are weighted by multiplying my viva marks.
履修上の注意 演習はすべての授業回で実施します。3回を超えて提出がなかった場合、成績は「E」(未修)となります。
Classwork will be conducted in all classes. If you will fail to submit answers for more than 3 classwork, your grade will be 'E' (unattended).
オフィスアワー 質問等は、原則Moodleまたはメールにて対応します。

Send your questions via Moodle or e-mail.
ディプロマポリシーとの関係区分
使用言語区分 英語のみ
その他 Self Registration:
https://moodle.cerd.shimane-u.ac.jp/moodle_2024/course/view.php?id=746
key 6622


授業追加情報

準備学修(予習・復習・宿題)に必要な学修の時間(1回の授業当たり)
/Time required for homework
講義以外の自己学習時間として,1回の講義につき予習90分,復習90分が必要. Preparation of 90 min. and preview of 90 min is required.
授業の実施方法
/Types of classes
面接授業(面接のみ)/In-person class (In-person only)

担当教員一覧

No. 担当教員 担当教員所属
1 MIAN RIAZ UL HAQUE 総合理工学部知能情報デザイン学科

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時間割所属 時間割コード 授業科目名
総合理工学部 T331611 データベースの設計と開発
総合理工学部 TB50091 データベース

別の条件でシラバスを参照する/Inquiry syllabus by other conditions