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シラバス基本情報

更新日時 2024/02/08 12:36:46
科目分類 専門教育科目
時間割コード L432602
授業科目名 公共経営論
授業科目名(英語) Public Management
科目コード L432600
科目ナンバー
主担当教員(所属) 毎熊 浩一(法文学部法経学科)
単位数 2.0
時間数 0.0
履修年次 3年,4年
開講学期 2024年度 後期
曜日・時限 火1,火2
必修/選択/選択必修/自由 自由
履修資格 3年
各種教育プログラム名称

担当教員一覧



シラバス詳細情報

授業形態 講義・演習
授業の目的 公共経営とは、経営資源(ひと、かね、もの、情報等)をうまく活用することによって、公共的な課題を解決しようとする諸営為のことを言います。本講義では、行政ないし公務員を主たる題材に、公共経営の担い手(あるいは、それに対する統制者としての市民)に求められる、多様な知識、多面的な視座、リアルな実践感覚などを磨くことを目的としています。
授業の到達目標 1.態度:現実の公共経営に強い関心を持ち、それを眺める基本的な姿勢が身に付く。
2.知識:公共経営に関する基礎的知識を習得し、公共経営論の全体像と代表的なツールを理解できる。
3.技能:公共経営に関する現象について、客観的・多面的な視座からアプローチできる。

授業の内容および方法 「講義」科目ではありますが、原則、「演習」形態を採る予定です。これまでもそうしてきました。具体的には、「模擬事業仕分け」を実施しています。しかも、松江市の実際の担当者にも参加していただき、現実に実施されているリアルな事業を対象としています。なお、例年、「公務員志望者には必須とすべき授業だ」との称賛(?)を受講生からいただいているところです。 以下のスケジュール予定は、あくまでひな形です。(ここ3年はコロナによっても左右されましたし)、受講生数やヒアリング対象機関のご都合等によって変更はあり得ます。また、その時々の「公共経営」的トピックがあれば、コミットする機会を設けるつもりです。これまで、大田市の公共施設適正化や出雲市の総合計画などに関わったことがありますし、昨年度は「自分ごと化会議in松江」協議会の傍聴に行きました。 なお、すべての回が多少なりともSDGsNo16および(あるいは)No17に関連しています。また、各回の具体的トピックによってはその他の項目(No1~15)に該当することもあります。 1.イントロ-本授業の進め方について 2.講義-「公共経営(論)」の諸相 3.講義-「行政経営(NPM)」概説 4.講義-「事業仕分け」のための行政情報案内 5.グループワーク-対象事業の選定 6.フィールドワーク-松江市役所ヒアリング 7.フィールドワーク-ステークホルダーヒアリング 8.ロールプレイ-「模擬仕分け」第1弾その1 9.ロールプレイ-「模擬仕分け」第1弾その2 10.グループワーク-「宿題」の検討・第2弾の準備 11.発表-「宿題」へのレスポンス 12.ロールプレイ-「模擬仕分け」第2弾その1 13.ロールプレイ-「模擬仕分け」第2弾その2 14.総括的討論-「仕分け」から「公共経営」を考える 15.期末試験:最終レポートに代える
授業の進め方 1.この授業は、原則「対面」で行いますが、必要に応じて同期型オンラインやオンデマンドを利用します。 2.講義初日一週間前を目安にMoodleに本授業のコースを作成します。講義が始まる数日前には登録をすませておいてください。キーは、43260です。 3.以下は、コロナによる行動制約がない場合を想定したものです。状況によっては大きく変更が必要になるかもしれませんが、その時々で受講生のみなさんとも協議しながら対応していきます。 ①公共経営(論)の基本的な考え方や知識等について、講義担当者からレクチャーをします。 ②公共経営(論)における評価(具体的には「事業仕分け」)の意義を参加者で共有します。 ③調査は班単位で行います。どの班も、仕分け人・事業担当者双方を演じてもらいます。 ④調査の過程では、松江市役所やステークホルダーにヒアリングに行く必要があります。 ⑤仕分け本番の形式、資料の基本的なフォーマットは、講義担当者が指定します。 ⑥仕分け本番で明らかにならなかったことについては「宿題」とし、フォローアップをしてもらいます。 ⑦自分自身の振り返り、仕分けに関する気づき等を最終レポートにまとめてもらいます。 4.初回は対面を予定しています。
授業キーワード 公共経営、NPM、行政評価、事業仕分け

【SDGs の 17 の目標との関連】
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
テキスト(図書)
 
参考文献(図書)
 
参考文献(その他)・授業資料等 特に指定しません

1.拙稿「市民の行政統制術・鼎談編」『季刊 行政管理研究』No.118
2.ポリレンジャー『松江市政の「通信簿」』http://www.facebook.com/poliranger#!/poliranger
 
 その他,講義においてその都度紹介していきます。 レクチャーの時間は、原則として、レジュメと関連資料を配付します。
成績評価の方法およびその基準 ロールプレイ(「模擬仕分け」本番)の様子とその準備への取り組み状況、そして最終レポートにより、「科目の達成目標」1?3を総合的に問います。100点満点中60点以上を単位取得の基準とします。
履修上の注意 政治や行政に関する時事問題について関心を持つようにしてください。少なくとも新聞は毎日読むよう心掛けてください。
オフィスアワー 原則火曜日3・4時限としますが、日程調整さえできればいつでも受け付けます。いずれにせよ予めアポとりをお願いします(メールでもMoodleでも)。
ディプロマポリシーとの関係区分
学士(法経)2018
法学および経済学の基礎的・標準的な専門知識を踏まえて自ら課題を発見することができる。 法学および経済学の諸問題について的確に情報収集し分析できる。 法学および経済学の知識を融合させ論理的な思考を展開できる。 身につけた法学および経済学の専門知識を総合的にいかして積極的に社会活動に参画することができる。 社会問題について他者との議論を通じて自らの考えを的確に表現できる。 法学および経済学の議論を踏まえ自らの考えを展開・論証することができる。
学士(法経)2019
法学および経済学の基礎的・標準的な専門知識を踏まえて自ら課題を発見することができる。 法学および経済学の諸問題について的確に情報収集し分析できる。 法学および経済学の知識を融合させ論理的な思考を展開できる。 身につけた法学および経済学の専門知識を総合的にいかして積極的に社会活動に参画することができる。 社会問題について他者との議論を通じて自らの考えを的確に表現できる。 法学および経済学の議論を踏まえ自らの考えを展開・論証することができる。
学士(法経)2020
法学および経済学の基礎的・標準的な専門知識を踏まえて自ら課題を発見することができる。 法学および経済学の諸問題について的確に情報収集し分析できる。 法学および経済学の知識を融合させ論理的な思考を展開できる。 身につけた法学および経済学の専門知識を総合的にいかして積極的に社会活動に参画することができる。 社会問題について他者との議論を通じて自らの考えを的確に表現できる。 法学および経済学の議論を踏まえ自らの考えを展開・論証することができる。
学士(法経)2021
法学および経済学の基礎的・標準的な専門知識を踏まえて自ら課題を発見することができる。 法学および経済学の諸問題について的確に情報収集し分析できる。 法学および経済学の知識を融合させ論理的な思考を展開できる。 身につけた法学および経済学の専門知識を総合的にいかして積極的に社会活動に参画することができる。 社会問題について他者との議論を通じて自らの考えを的確に表現できる。 法学および経済学の議論を踏まえ自らの考えを展開・論証することができる。
学士(法経)2022
法学および経済学の基礎的・標準的な専門知識を踏まえて自ら課題を発見することができる。 法学および経済学の諸問題について的確に情報収集し分析できる。 法学および経済学の知識を融合させ論理的な思考を展開できる。 身につけた法学および経済学の専門知識を総合的にいかして積極的に社会活動に参画することができる。 社会問題について他者との議論を通じて自らの考えを的確に表現できる。 法学および経済学の議論を踏まえ自らの考えを展開・論証することができる。
学士(法経)2023
法学および経済学の基礎的・標準的な専門知識を踏まえて自ら課題を発見することができる。 法学および経済学の諸問題について的確に情報収集し分析できる。 法学および経済学の知識を融合させ論理的な思考を展開できる。 身につけた法学および経済学の専門知識を総合的にいかして積極的に社会活動に参画することができる。 社会問題について他者との議論を通じて自らの考えを的確に表現できる。 法学および経済学の議論を踏まえ自らの考えを展開・論証することができる。
使用言語区分 日本語のみ
その他 1.繰り返します。講義初日一週間前を目安にMoodleに本授業のコースを作成します。講義が始まる数日前には登録をすませておいてください。キーは、43260です。 2.受講生の数、コロナ等の状況、対象事業、その時々の公共経営的トピックなどによって進め方を変えていきます。できるだけ学習効果があがるよう試行錯誤していきます。忌憚なきご意見をお願いします。 3.初回は対面を予定しています。

■この授業は、地域課題解決能力を修得するキャップストーン科目です。
この科目は実務経験のある教員による授業科目です。


授業追加情報

準備学修(予習・復習・宿題)に必要な学修の時間(1回の授業当たり)
/Time required for homework
平均的に1.5時間程度
授業の実施方法
/Types of classes
面接授業(面接+総授業時数の半数以下の遠隔授業を含む)/In-person class(In-person and some given as remote class for less than or equal to half of total class hours)

担当教員一覧

No. 担当教員 担当教員所属
1 毎熊 浩一 法文学部法経学科


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