
更新日時 | 2021/04/28 11:25:11 |
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科目分類 | 大学院共通科目 |
時間割コード | MC00101 |
授業科目名 | 研究と倫理 |
授業科目名(英語) | |
科目コード | MC00100 |
科目ナンバー | |
主担当教員(所属) | 鹿住 大助(大学教育センター) |
単位数 | 1.0 |
時間数 | 0.0 |
履修年次 | 1年,2年 |
開講学期 | 2021年度 前期 |
曜日・時限 | 他0 |
必修/選択/選択必修/自由 | |
履修資格 | |
各種教育プログラム名称 | イノベーション創出人材育成プログラム |
授業形態 | 講義・演習 |
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授業の目的 | 国内外の諸学問分野において、研究活動におけるデータ捏造や剽窃、研究倫理違反等の不正行為が毎年のように起こってしまっているという現実があります。この授業では、今後、大学院生として研究活動をおこなうに際して、科学史的視野とともに研究倫理を身に付けることを目的としています。近代的学問分野の成立とその問題を整理しながら、知的財産権や被験者保護、利益相反、研究ノートとデータ管理等、研究活動に関連して予め知っておくべき事項について、講義や演習によって学習します。 |
授業の到達目標 |
(1)研究活動を遂行するために遵守しなければならない法律や、配慮すべき道義的・社会的責任について説明することができる。(知識・理解) (2)諸学問分野における研究倫理上の課題を整理し、自らの学問分野と結び付けて考察することができる。(知識・理解) (3)今後、研究者として自律的に研究活動を遂行することができる。(態度) |
授業の内容および方法 |
夏季休業期間中の集中講義(2日間) 【1日目:8月23日(月)】 1.研究活動のはじめに①:科学と社会 小竹雅子(研究推進室) ※3・4時限(10:25-12:05) 2.研究活動のはじめに②:研究倫理とは何か 小竹雅子(研究推進室) ※5・6時限(13:00-14:40) 3.研究活動のはじめに③:研究不正の実際と防止 小竹雅子(研究推進室) ※7・8時限(14:55-16:35) 4.研究倫理①:技術と倫理 加藤定信(自然科学研究科) ※9・10時限(16:50-18:30) 【2日目:8月24日(火)】 5.研究倫理②:生命と倫理 原田守(医学系研究科) ※3・4時限(10:25-12:05) 6.研究倫理③:人間・社会と倫理 佐藤鮎美(人間社会科学研究科) ※5・6時限(13:00-14:40) 7.自らの研究・専門を考える①:ワークショップ 鹿住大助(大学教育センター) ※7・8時限(14:55-16:35) 8.自らの研究・専門を考える②:研究計画の作成と発表 鹿住大助(大学教育センター) ※9・10時限(16:50-18:30) |
授業の進め方 | 各研究科の専門分野の教員による講義と演習(ワークショップ・発表)を交えながら授業を進めていきます。 |
授業キーワード | 研究倫理、科学・技術、著作権、知的財産権、研究計画 |
テキスト(図書) | |
参考文献(図書) | |
参考文献(その他)・授業資料等 |
指定しません ・日本学術振興会「科学の健全な発展のために」編集委員会編「科学の健全な発展のために:誠実な科学者の心得」2015年、 https://www.jsps.go.jp/j-kousei/data/rinri.pdf ・米国科学アカデミー編、池内了訳『科学者をめざす君たちへ:科学者の責任ある行動とは』化学同人、1995年。 ・山崎茂明『科学者の不正行為:捏造・偽造・盗用』丸善、2002年。 ・科学倫理検討委員会編『科学を志す人びとへ:不正を起こさないために』化学同人、2007年。 【参考ウェブサイト】 ・文部科学省/研究活動における不正行為への対応等: http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/fusei/index.htm ・厚生労働省/研究に関する指針について: http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/i-kenkyu/ ・日本学術会議/科学者の行動規範: http://www.scj.go.jp/ja/scj/kihan/index.html 授業時間中に適宜配布します |
成績評価の方法およびその基準 |
研究計画発表:50点(達成目標の(1)(2)(3)を評価) 最終レポート:50点(達成目標の(1)(2)(3)を評価) |
履修上の注意 | 夏季休業期間中の集中講義として開講します。開講日は8月23日・24日の2日間です。 |
オフィスアワー |
鹿住:木曜日11:45〜12:45 授業時間外の各担当教員への質問等は鹿住まで申し出て下さい。 |
ディプロマポリシーとの関係区分 | |
使用言語区分 | 日本語のみ |
その他 |
授業の実施方法 /Types of classes |
対面授業/Face-to-face type |
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No. | 担当教員 | 担当教員所属 |
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1 | 加藤 定信 | 総合理工学部物質化学科 |
2 | 鹿住 大助 | 大学教育センター |
3 | 小竹 雅子 | オープンイノベーション推進本部 |
4 | 原田 守 | 医学部医学科 |
5 | 佐藤 鮎美 | 人間科学部 |