更新日時 | 2021/05/04 13:32:22 |
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科目分類 | 教養育成科目 |
時間割コード | G0B2601 |
授業科目名 | 教育研究のための統計法 |
授業科目名(英語) | Statistics for Educational Research |
科目コード | G0B2600 |
科目ナンバー | |
主担当教員(所属) | 御園 真史(教育学部) |
単位数 | 2.0 |
時間数 | 0.0 |
履修年次 | 1年,2年,3年,4年 |
開講学期 | 2021年度 前期 |
曜日・時限 | 他0 |
必修/選択/選択必修/自由 | 選択 |
履修資格 | |
各種教育プログラム名称 | 数理・データサイエンス基礎プログラム |
授業形態 | 講義・演習 |
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授業の目的 |
昨今,教育現場では,学力問題,学習意欲などの問題,いじめの問題,保護者対応の問題,児童・生徒の支援の問題など様々な問題を抱えています.よりよい教育の在り方について議論する際に,客観的に事象をとらえ,データを適切に解釈し,その結果に基づいて新しいアイデアを出していく力が必要になります.そのためには,統計についてある程度の知識と技能が必要になります.本講座では,教育に関する模擬データを使って,実際に手を動かしながら統計の基礎的な素養を身につけていきます.また実際に現場では質問紙調査を行うことが多々ありますが,この授業では実際に質問紙の作成,データ収集,分析についても触れます. |
授業の到達目標 |
・教育データの分析にはどのような手法があるのかを知っている ・自分でデータ収集計画を立案・実施し,収集されたデータの基礎的な分析ができる ・データに基づいた事象の解釈ができ,他者に向けた記述を行うことができる |
授業の内容および方法 |
1.オリエンテーション,記述統計の復習,Rのインストール(御園) 2.相関係数(御園) 3.回帰分析(御園) 4.クラスター分析(御園) 5.主成分分析(御園) 6.因子分析(1) 探索的因子分析(御園) 7.因子分析(2) 確認的因子分析(御園) 8.パス解析と共分散構造分析(御園) 9.尺度水準,教育研究論文の読み方(御園) 10.質問紙調査の実施方法と倫理(石野) 11.質問紙作成のポイント(石野) 12.質的データの分析1 質的研究の種類(下村) 13.質的データの分析2 様々な質的分析方法(下村) 14.質的データの分析3 質的分析の実践事例(下村) |
授業の進め方 |
【本科目はオンデマンド授業で行います】 授業では,講義による説明と,実際にデータを用いて手を動かすことにより,体験的にスキルを習得していきます. また,ExcelやR等の統計処理ソフトを使用することがあります.その都度Moodleでの指示をよく見てください. なお,不定期開講になりますので,教材がアップされたら,Moodleからお知らせします. |
授業キーワード | データ分析,多変量解析,統計的検定,因子分析 |
テキスト(図書) | |
参考文献(図書) | |
参考文献(その他)・授業資料等 |
Moodleで,毎回授業資料を配布します. ・東京大学教養学部統計学教室(1991)統計学入門 (基礎統計学) ,東京大学出版会,ISBN:978-4-130-42065-5 ・村上正康, 安田正実(1989)培風館,統計学演習,ISBN:978-4-563-00870-3 ・松尾太加志,中村知靖(2002)誰も教えてくれなかった因子分析?数式が絶対に出てこない因子分析入門,北大路書房,ISBN:978-4-762-82251-3 ・鎌原雅彦, 大野木裕明,宮下一博, 中沢潤(1998)心理学マニュアル 質問紙法,北大路書房,ISBN:978-4-762-82109-7 ・大久保街亜,岡田謙介(2012)伝えるための心理統計?効果量・信頼区間・検定力?,勁草書房,ISBN:978-4-326-25072-1 ・冨永敦子(編著)(2018),読み手・書き手と対話する大学生のための文章表現ワークブック,専大書房(生協で取り扱い) Moodleで授業情報を提供します.予習動画の視聴や課題の提出にも利用します. |
成績評価の方法およびその基準 |
・普段の授業への取り組み(動画の視聴・課題等の提出・リソースへのアクセスログで客観的に判定します):70% ・毎回の振り返りのMoodleへの入力 30% |
履修上の注意 |
学部を問わず,教職課程履修者は特に受講を推奨します. 「数理・データサイエンスへの誘い」(旧「数理・データサイエンス入門」)を修得したか,その授業内容で扱う知識と同等の知識があることを前提とします.なお,今期「数理・データサイエンスへの誘い」を平行して履修する方の履修も認めます. |
オフィスアワー | メールでの対応もしくは,Moodleのフォーラムでの対応になります. |
ディプロマポリシーとの関係区分 | |
使用言語区分 | 日本語のみ |
その他 | 科目の特性上,教職志望者を歓迎します. |
準備学修に必要な学修の時間(1回の授業当たり) /Time required for preparatory study |
レポートの作成・課題の実施等に90分程度 |
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授業の実施方法 /Types of classes |
オンデマンド授業/On-demand type |
No. | 担当教員 | 担当教員所属 |
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1 | 石野 陽子 | 教育学部 |
2 | 御園 真史 | 教育学部 |
3 | 下村 岳人 | 教育学部 |