更新日時 | 2021/04/07 16:04:11 |
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科目分類 | 基礎科目 |
時間割コード | D0A1011 |
授業科目名 | 数理・データサイエンスへの誘い |
授業科目名(英語) | Mathematical Analysis and Data Science |
科目コード | D0A1000 |
科目ナンバー | |
主担当教員(所属) | 玉谷 充(数理・データサイエンス教育研究センター) |
単位数 | 2.0 |
時間数 | 0.0 |
履修年次 | 1年 |
開講学期 | 2021年度 前期 |
曜日・時限 | 他0 |
必修/選択/選択必修/自由 | 必修 |
履修資格 | 法文学部 |
各種教育プログラム名称 |
授業形態 | 講義 | |||||||||||
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授業の目的 |
近年「ビッグデータ」という言葉が世の中に浸透するほど、理工・医療系のみならず、商業、経済、教育などあらゆる分野で大量のデータを的確に分析し、価値を見出すことのできる「データサイエンティスト」の役割の重要性が指摘されています。また、事象を数学的に表現し、問題の解決が図れるような「数理的思考」ができる人材が社会のあらゆる領域で求められています。 この授業では、データサイエンスの基礎と数理的思考、そしてその応用について学びます。データは何を訴えているのかといったデータの見方、データの解析を通して何がわかるのかといった帰納的思考、データの基本的な解析手法およびグラフィック表現手法、データの解析手法を理解するための最低限の数学、そしてAIの恩恵を享受した人間中心の適切な判断や活用について学びます。また、基本的なデータ解析手法を自ら実行できるようになることも目的としています。 |
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授業の到達目標 |
(1)様々なグラフ表示や基本的な要約方法など、データの表現方法とその特徴を理解し、表現できる。 (2)データが何を訴えているのかについて批判的に思考することができる。 (3)数理的思考やデータに基づく意思行動決定が様々な分野で用いられており、科学には欠かせないことが理解できる。 (4)AIを正しく理解し、人間とAIの共生方法を自分で考えることができるようになる。 (5)授業で学んだデータ解析の手法や数理的思考を身につけるために、課題に主体的に取り組める。 |
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授業の内容および方法 |
本講義では、学部を問わず、これからの世の中で必要とされる内容を扱います。高等学校での数学・理科の履修有無は前提としません。 各回は学習期間を設けています。締切までに間に合うよう各自受講してください。 1.オリエンテーション 2.データの信憑性と正しい読み方 3.データの種類と類似度 4.データの可視化 5.データの要約 6.データの相関と近似 7.時系列データの読み取り方 8.演習:トンデモグラフを探してみよう 9.データサイエンスのための数理 10.ネット販売のオススメシステム1 11.ネット販売のオススメシステム2 12.AIの特徴と有効な使い方 13.最も簡単なAI 決定木 14.AI社会とどのように生きるか |
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授業の進め方 |
この講義では、オンデマンド型の授業を行います。講義資料、レポート等の必要なものは全てMoodleへアップロードします。受講生は、Moodle上での受講が出来る環境を整えておいてください。 基本的には、以下の順で講義を進めていきます: 1. 授業動画を視聴 2. 演習問題に取り組む 3. ミニッツペーパーの提出 |
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授業キーワード | ビッグデータ,データマイニング,データの可視化,データの要約,平均・分散,機械学習,AI | |||||||||||
テキスト(図書) | ||||||||||||
参考文献(図書) | ||||||||||||
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参考文献(その他)・授業資料等 | 授業資料は適宜Moodle上にて公開します。 | |||||||||||
成績評価の方法およびその基準 |
演習問題,ミニッツペーパー 65点 第8回の演習問題の取り組み 10点 期末まとめレポート 25点 |
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履修上の注意 | 特別な指示がある場合以外は、原則として課題提出はMoodleにて行います。こまめにMoodleを確認し、本授業に関する情報を把握しておいてください。また、授業の出欠についてはミニッツペーパーの提出の有無で判断します。 | |||||||||||
オフィスアワー | 13:00~15:00の間は生物資源科学部棟3号館118室にて随時受け付けています。 | |||||||||||
ディプロマポリシーとの関係区分 | ||||||||||||
使用言語区分 | 日本語のみ | |||||||||||
その他 | Moodle上でオンデマンド型の授業を行います。 (1)授業の受講方法 Moodle上で「数理・データサイエンスへの誘い・入門」のコースを検索し、登録する。 (2)受講にあたっての必要な準備 PowerPointを使用することができるパソコン環境 (3)担当教員との連絡方法 受講前の質問は、以下のアドレスへメールしてください。 tamatani@riko.shimane-u.ac.jp |
準備学修に必要な学修の時間(1回の授業当たり) /Time required for preparatory study |
研究紹介例の動画視聴60分,ミニッツペーパーの作成60分,演習問題の取り組み60分,ニュース等の情報収集60分 |
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授業の実施方法 /Types of classes |
オンデマンド授業/On-demand type |
No. | 担当教員 | 担当教員所属 |
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1 | 瀬戸 和希 | 数理・データサイエンス教育研究センター |
2 | 玉谷 充 | 数理・データサイエンス教育研究センター |