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シラバス基本情報

更新日時 2021/03/29 9:57:58
科目分類 専門教育科目
時間割コード TB50281
授業科目名 コンピュータネットワーク実験
授業科目名(英語)
科目コード TB50280
科目ナンバー
主担当教員(所属) 神崎 映光(総合理工学部知能情報デザイン学科)
単位数 2.0
時間数 0.0
履修年次 3年,4年
開講学期 2021年度 前期
曜日・時限 金5,金6,金7,金8,金9,金10
必修/選択/選択必修/自由 選択
履修資格 Cプログラミング関係の各科目,およびコンピュータネットワークを履修し,内容を理解していることが望ましい.
各種教育プログラム名称

担当教員一覧



シラバス詳細情報

授業形態 実験
授業の目的 情報ネットワークを活用した計算機システム及びソフトウェア・システムを支えるさまざまな理論と技術について,実験を通して学習する.
具体的には,誤り制御符号,暗号化技術,TCPソケット,有限体とその算術演算,秘密分散法,および秘密計算について学習する.
授業の到達目標 情報処理技術者として,情報セキュリティも含めた倫理・責任を自覚している.(情報システムコース 学習・教育到達目標 A-3)
コンピュータを用いたシステムのモデル化,設計および構築において,適切な技法およびツールを選択し,必要があれば新たに研究開発して利用できる.(同 C-4)
研究,調査および作業の目的・内容を整理し,解析を行った結果に基づき,科学的・論理的な考察をまとめ,「文字・図表」や「口頭」など多様な表現方法を用いて他者に伝えることができる.(同 E-1)

1. 誤り制御符号について理解している.
2. 暗号化技術について理解している.
3. TCPソケットについて理解している.
4. 有限体とその算術演算について理解している.
5. 秘密分散法について理解している.
6. 秘密計算について理解している.
授業の内容および方法 基本的には以下の内容で実験を行いますが,一部順序や内容が変更となる可能性があります.
1. 前半オリエンテーション・実験環境の構築・誤り制御符号(1):パリティ符号
2. 誤り制御符号(2):CRC符号
3. レポート指導(1)
4. 暗号化技術(1):共通鍵暗号
5. 暗号化技術(2):公開鍵暗号
6. TCPソケットの基礎(1):ECHOクライアントの作成
7. TCPソケットの基礎(2):ECHOサーバの作成
8. 後半オリエンテーション・有限体とその算術演算(1):基本実験
9. 有限体とその算術演算(2):応用実験
10. 秘密分散法(1):基本実験
11. 秘密分散法(2):応用実験
12. 秘密計算(1):基本実験
13. 秘密計算(2):応用実験
14. レポート指導(2)

期末試験は実施しない.
授業の進め方 Moodle(URL等は「その他」参照)を用いたオンデマンド形式にて行います.受講にあたっては,Moodleへのアクセス,Cプログラミング(コーディング,コンパイル,実行)およびレポート作成が行える環境(主に計算機と通信環境)が必要です.必要な環境の整備については,初回のオリエンテーションにて解説します.
授業キーワード 情報ネットワーク,誤り制御符号,暗号化技術,TCPソケット,有限体演算,秘密分散法,秘密計算
テキスト(図書)
 
参考文献(図書)
ISBN 9784320123038
書名 情報ネットワーク = Information Network
巻次
著者名 今野将/著 佐藤文明/著 宇田隆哉/著 岡部寿男/著 杉浦茂樹/著 村山優子/著 渡辺尚/著 ほか
出版社 共立
出版年 2011
ISBN 9784320123472
書名 コンピュータネットワーク概論
巻次 27
著者名 水野忠則/監修
出版社 共立出版
出版年 2014
ISBN 9784339018684
書名 現代暗号の基礎数理
巻次
著者名 尾形わかは/著 黒澤馨/著 電子通信学会/著 黒沢馨/著 電子情報通信学会/著
出版社 コロナ社
出版年 2004
ISBN 9784782853535
書名 現代暗号
巻次
著者名 山本博資/著
出版社 産業図書
出版年 1997
ISBN 9784061529199
書名 データ解析におけるプライバシー保護
巻次
著者名 佐久間淳/著
出版社 講談社サイエンティフィク
出版年 2016
参考文献(その他)・授業資料等 テキスト等の資料は,すべてMoodleにおいて配布します.
成績評価の方法およびその基準 レポート(計6回)のみで評価を行います.

[各達成目標の評価方法と基準]
1. レポートにより,誤り制御符号について理解しているか評価する.
2. レポートにより,暗号化技術について理解しているか評価する.
3. レポートにより,TCPソケットについて理解しているか評価する.
4. レポートにより,有限体とその算術演算について理解しているか評価する.
5. レポートにより,秘密分散法について理解しているか評価する.
6. レポートにより,秘密計算について理解しているか評価する.

単位修得のためには,上記それぞれの達成目標について,対応するレポートの評点が60%以上となる必要がある.
履修上の注意 1つ以上のレポートが提出されなかった場合は,成績評価の対象外とし,「未修」として扱います.

実験は,C言語を用いたプログラミングを主体として進めます.
オフィスアワー 質問等は,原則Moodleまたはメールにて対応します.
ディプロマポリシーとの関係区分
使用言語区分 日本語のみ
その他 本科目に関する各種連絡はすべてMoodle (https://moodle.cerd.shimane-u.ac.jp/moodle_2021/course/view.php?id=679) 上で行います.各人で自己登録を行ってください.登録キーは「cnl」,4月1日から登録可能です.
※上記URLでコースにアクセスできない場合は,「コンピュータネットワーク実験」というコースを検索して登録してください.

授業に関する質問等は,Moodleのメッセージまたはメールにて適宜受け付けます.
メールで質問する際は,メールの件名に科目名(コンピュータネットワーク実験)を必ず含めてください.メールアドレスは講義資料等でお知らせします.


授業追加情報

準備学修に必要な学修の時間(1回の授業当たり)
/Time required for preparatory study
1時間程度
授業の実施方法
/Types of classes
オンデマンド授業/On-demand type

担当教員一覧

No. 担当教員 担当教員所属
1 神﨑 映光 総合理工学部知能情報デザイン学科
2 伯田 恵輔 総合理工学部知能情報デザイン学科


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