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シラバス基本情報

更新日時 2021/02/26 16:21:00
科目分類 専門教育科目
時間割コード TB50251
授業科目名 マルチメディア工学
授業科目名(英語)
科目コード TB50250
科目ナンバー
主担当教員(所属) 石原 由紀夫(総合情報処理センター)
単位数 2.0
時間数 0.0
履修年次 3年,4年
開講学期 2021年度 前期
曜日・時限 金3,金4
必修/選択/選択必修/自由 選択
履修資格 【新たに履修制限が設けられました。掲示などを参照してください。】
各種教育プログラム名称

担当教員一覧



シラバス詳細情報

授業形態 講義
授業の目的 本講義では,C言語を用いて基礎的な画像処理をプログラミングし,その仕組みの習得を目指します.具体的には,画像の色相や彩度,輝度の操作,ヒストグラムの変換,画像の拡大縮小,平滑化,エッジ抽出,周波数分析などを実施します.

In this lecture, you will learn the basics of image processing by programming activities, which include adjusting properties such as hue, saturation and luminance, converting histograms, scaling/smoothing images, extracting edges and frequency analysis, etc.
授業の到達目標 本講義では,以下を到達目標とします.
(1)画像データの構造について理解している
(2)基本的な画像処理プログラミングについて理解している
(3)画像のエフェクト処理、変形処理について理解している
(4)画像解析処理について理解している

Class Objective Goal:
After this lecture, you will understand
(1) the structure of image data,
(2) the basics of image processing,
(3) image effects and transformations,
(4) image analysis.
授業の内容および方法 第1回:オリエンテーション
第2回:画像の入出力
第3回:RGB⇔HSL色空間の変換
第4回:ヒストグラム変換:トーンカーブによる補正
第5回:ヒストグラム変換:二値化,ポスタリゼーション
第6回:画素間演算:アルファブレンディング,エンボス
第7回:空間フィルタリング:平均化,微分
第8回:空間フィルタリング:ラプラシアン,LOG
第9回:空間フィルタリング:アンシャープマスキング,エッジを保存した平均化
第10回:画像変換:拡大縮小,回転,平行移動
第11回:画像分析:二次元フーリエ変換
第12回:画像分析:二次元フーリエ逆変換
第13回:画像分析:周波数フィルタリング
第14回:レポート課題
※第14回では,これまでに習得した画像処理について,機能の改善や拡張に取り組む.

1. Orientation
2. Input/output image data
3. Conversion between RGB and HSL color space
4. Histogram conversion: adjustment using tone curves
5. Histogram conversion: binarization, posterization
6. Pixel calculation: alpha blending, embossing
7. Spatial filtering: blurring, differentiation
8. Spatial filtering: Laplacian, LOG
9. Spatial filtering: unsharp masking, edge preserving smoothing
10. Image conversion: scaling, rotating, shifting
11. Image analysis: 2D Fourier transform
12. Image analysis: inverse 2D Fourier transform
13. Image analysis: frequency filtering
14. Report assignment
*In the last class, you are going to improve or extend the image processing you have just learned.
授業の進め方 本講義では,基礎的な画像処理やその仕組みについて解説し,プログラミングを通して実践的な技能を習得します.

In this lecture, you learn the basics of image processing and the algorithms. You also acquire practical skills through creating programs.
授業キーワード 画像処理,Cプログラミング

Image processing, C programming
テキスト(図書)
 
参考文献(図書)
 
参考文献(その他)・授業資料等 ・ディジタル画像処理編集委員会 著,“ディジタル画像処理”,画像情報教育振興協会.
・長尾 智晴 著,“C言語による画像処理プログラミング入門”,朝倉書店.
・萩原 将文 著,“デジタル信号処理”,森北出版
成績評価の方法およびその基準 本講義における成績評価については,毎回出題する課題と最終回に出題するレポート課題の達成状況をもとに総合的に行います.
《得点配分》
課題の達成度:50%
レポート課題の達成度:50%

Your final score will be decided based on the completion of both the exercises assigned every class and the report assignment.
<Score weight>
Completion of exercises: 50%
Completion of report assignment: 50%
履修上の注意 毎回の講義にきちんと受講してください.理解を深めるために,一回の講義につき,90分程度の復習が必要です.分からないところを放置しないように心がけてください.

You should attend every class on demand and do the review for 90 minutes or more for deep understanding. Keep in mind not to put aside anything you don't understand.
オフィスアワー 講義についてご質問等ある方はいつでもTeamsで質問してください.また,メールでご質問いただいても結構です.

Please feel free to post on Teams or email me your questions.
ディプロマポリシーとの関係区分
使用言語区分 日本語のみ
その他 【受講にあたって必要な準備】
□ Microsoft Teamsへの接続
1. 自身のメールアドレス(***@matsu.shimane-u.ac.jp)と統合認証システムのパスワードを用いて下記URLへサインインし,表示されるアプリ一覧より「Teams」をクリックします.
- Microsoft 365 ポータル -
https://portal.office.com/

2. 左ペイン「チーム」をクリック後,画面右上に表示される「チームに参加/チームを作成」をクリックします.

3.「コードでチームに参加する」へ,コード ry9sem0 を入力しチーム「マルチメディア工学2021」へ参加します.

4. チャンネル一覧より「事前の準備について」をクリック後,画面上部の「ファイル」をクリックします.

5. 「受講前の確認事項について.pdf」を確認し,以下の準備を行います.
※上記資料を4月5日(月)までにアップロードします。

□ C言語の開発環境の準備
学内のLinuxマシンを用いてプログラミングする予定でしたが、新型コロナ感染症の感染拡大を防止するために,自宅でプログラミングしてもらいます.
C言語を実行できる環境がない方は,「受講前の確認事項について.pdf」を参考に環境を作ってください.

□ 画像処理ソフトGimpのインストール
画像処理を実施する前と後の画像の変化を確認するために,画像処理ソフト「Gimp」を使います.
「Gimp」を使用していない方は「受講前の確認事項について.pdf」を参考にインストールしてください.

【初回授業の受講方法】
初回を含めすべての講義をTeams(チーム名「マルチメディア工学2021」)で実施します.
4月16日(金)から毎週開講しますが,オンデマンドの形態とするため,特定の時間にTeamsに接続してもらう必要はありません.
初回の4月16日(金)にTeamsに接続して「第1回:オリエンテーション」の「ファイル」を閲覧し,講義の進め方を確認してください.

【担当教員との連絡方法】
講義について質問がある場合は下記へいつでも連絡ください.
iyukio[AT]ipc.shimane-u.ac.jp ([AT]->@) 又は、Teamsの1:1チャット


授業追加情報

準備学修に必要な学修の時間(1回の授業当たり)
/Time required for preparatory study
一回の講義につき,90分程度の復習が必要です./ You should review each class for 90 minutes or more for deep understanding.
授業の実施方法
/Types of classes
オンデマンド授業/On-demand type

担当教員一覧

No. 担当教員 担当教員所属
1 石原 由紀夫 総合情報処理センター

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時間割所属 時間割コード 授業科目名
総合理工学部 T342101 マルチメディア工学
総合理工学部 TB50251 マルチメディア工学

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