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シラバス基本情報

更新日時 2021/07/21 12:16:36
科目分類 専門教育科目
時間割コード TA40131
授業科目名 基礎線形代数学IC
授業科目名(英語) Basic Linear Algebra IC
科目コード TA40130
科目ナンバー
主担当教員(所属) 岡本 信之(総合理工学部)
単位数 2.0
時間数 0.0
履修年次 1年,2年,3年,4年
開講学期 2021年度 前期
曜日・時限 木9,木10
必修/選択/選択必修/自由 自由
履修資格 建築デザイン学科、知能情報デザイン学科
各種教育プログラム名称 数理・データサイエンス専門プログラム

担当教員一覧



シラバス詳細情報

授業形態 講義
授業の目的 線形代数学は、微分積分学と共に大学初年次で学ぶ数学の基礎理論です。自然科学や工学において数学的処理を行う際、線形代数学は基本的な道具となります。本講義はまず(2012年以降,行列が高校数学の履修科目でなくなったことを鑑み)行列とその演算について学び,その後行列を用いた連立1次方程式の解法を体系的に学び、さらに行列式の基本的な性質とその計算技術を習得することを目的とします。
授業の到達目標 1.行列の積・和・スカラー倍を計算することができる。
2.行列を用いて連立1次方程式の解を求めることができる。
3.与えられた正則行列の逆行列を計算することができる。
4.行列式の性質を理解し、具体的な行列式の値を求める事ができる。
5.クラメルの公式を用いた連立方程式の解法を習得する。
授業の内容および方法 行列と行列式の計算とその理論を、連立方程式と関連付けて講義します。
具体的な内容は,次のとおりです。
1.数(1.1から1.3) 集合と写像、実数、複素数
2. 行列(2.1から2.3) 行から29)列の定義、演算、積
3. 行列(2.4から2.5) 和の順序交換、積に関する基本定理
4. 行列(2.6から2.9) 転置行列、行ベクトルと列ベクトル、行列の分割、行列の応用例
5. 連立方程式(3.1から3.2) 連立方程式とその解法
6. 連立方程式(3.3) 基本変形の行列
7. 連立方程式(3.4から3.5) 解がない場合、解が無数にある場合
8. 行列式(4.1から4.2) 順列 行列式の定義
9. 行列式(4.3から4.4) 差積、行列式の基本性質
10.行列式(4.5) 余因子
11.行列式(4.6) 逆行列
12.行列式(4.7) クレメルの公式
13.行列式(4.8) 逆行列の掃き出し方による求め方
14.行列式に関するまとめ

授業の進め方 本講義では毎回課題を提出してもらいます.提出した事が確認でき次第加点します(1回5点の予定です).提出期限は次回の講義の前日までです.
課題課題は基本的には教科書(理工系 線形代数学 サイエンス社)の問題・練習問題より出題しますので必ず準備しておいてください.
ただし,他の課題も出します.そのときは指示された問題もやってください.提出期限は遵守してください.
また,講義内容についてはシラバスとは異なっている場合がありますのでご承知しておいてください.
途中で小テストを行います.チェックをして返却します.提出期限.提出場所.返却日時・場所についてはその都度明記します.
授業キーワード 行列、連立一次方程式、行列式
テキスト(図書)
ISBN 9784781908595
書名 理工系線形代数
巻次
著者名 水田義弘/著
出版社 サイエンス社
出版年 1997
参考文献(図書)
 
参考文献(その他)・授業資料等 「理工系線形代数」 サイエンス社 水田義弘著
ISBN 978-4-7819-0859-5 講義において適宜紹介します。 必要であれば講義においてプリントを配布します。
成績評価の方法およびその基準 中間試験を実施できなかったため、単位の認定は、出席状況が良好であることを前提に、次のように行います。

レポート1回5点満点(全13回)、期末試験135点満点として、これらの点数の合計の半分((5×13+135)÷2=100)により点数を100点満点に換算して、その結果によって評価します。

秀 90-100 優 80-89点 良 70-79点 可 60-69点


履修上の注意 微積分と違い、1回生の線形代数の知識量は個人差が殆ど有りません。従って、学生諸君の積極的な受講態度を望みます。
オフィスアワー オフィスアワーをZoom上に隔週で設けますので質問等があればその時質問してくさい.
時間帯は木曜日9・10時限です.

ディプロマポリシーとの関係区分
学士(総合理工学部)2020
理工学の専門分野に関する基礎力及び応用力を持ち,理工融合的,総合的視野から分析力,解決力,創造力を発展的に発揮できる。
学士(総合理工学部)2021
理工学の専門分野に関する基礎力及び応用力を持ち,理工融合的,総合的視野から分析力,解決力,創造力を発展的に発揮できる。
学士(総合理工学部)2019
理工学の専門分野に関する基礎力及び応用力を持ち,理工融合的,総合的視野から分析力,解決力,創造力を発展的に発揮できる。 理工学の専門分野に関する基礎力及び応用力を持ち,理工融合的,総合的視野から分析力,解決力,創造力を発展的に発揮できる。
使用言語区分 日本語のみ
その他 「基礎線形代数学IA」・「基礎線形代数学IB」・「基礎線形代数学IC」は、合わせて4単位以上取得しても卒業単位としては2単位までしか認められないので注意してください。
この授業はハイブリッド(島根大学Moodleでオンデマンド授業+同期型オンライン)として実施します。学務情報システムで履修登録をした後、4月14日までにアカウントを取得してください。また、
https://moodle.cerd.shimane-u.ac.jp/moodle_2021/course/view.php?id=842
にアクセスし、Moodleにログイン後、登録キー(kisosenkei1c_2021)を入力して各自でコースに登録してください。
学部情報システム上の履修登録者を、「基礎線形代数学IC」のMoodleコースに登録します。担当教員に連絡をとる場合は、Moodle上から教員宛にメッセージを送信して下さい。


授業追加情報

準備学修に必要な学修の時間(1回の授業当たり)
/Time required for preparatory study
100分。
授業の実施方法
/Types of classes
ハイブリッド(オンデマンド+同期型オンライン)/Blended (On-demand and real time online type)

担当教員一覧

No. 担当教員 担当教員所属
1 植田 玲 総合理工学部数理科学科
2 岡本 信之 総合理工学部


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