更新日時 | 2019/12/27 10:54 |
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科目分類 | 教養育成科目 |
時間割コード | E0A4701 |
授業科目名 | 情報化社会と経済 |
授業科目名(英語) | |
科目コード | E0A4700 |
科目ナンバー | |
主担当教員(所属) | 野田 哲夫(法文学部法経学科) |
単位数・時間数 | 2.0 |
履修年次 | 1年,2年,3年,4年 |
開講学期 | 2019年度 前期 |
曜日・時限 | 月7,月8 |
選択/必修/選択必修/自由 | |
履修資格 | 全学年 |
各種教育プログラム名称 | Ruby・OSS履修プログラム |
授業形態 | 講義 |
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授業の目的 |
「情報化社会」という言葉は第二次世界大戦後の資本主義経済が「モノ」中心の生産から「サービス」中心の生産に移行していく中で登場してきました。そして資本主義経済が高度成長から低成長へと移行する中で、「情報」への期待はますます高まってきました。 近年ではIT革命、すなわちコンピュータ・テクノロジーや通信技術の発達・普及、インターネット、さらに携帯電話やデジタル放送に代表される情報技術=IT(Information Technology)の革新が経済社会に大きな変革を与えようとしています。 しかし一方で、急激な情報化はさまざまな社会的問題を生み出し、また、この分野での遅れが深刻な情報格差、さらには経済格差(Digital Divide)につながっていく可能性もります。 そこで本講義では、情報化の進展によって生じる様々な社会問題、経済問題、地域問題を見据える能力を養うことを目的とします。 |
授業の到達目標 |
情報化の進展によって生じる様々な社会問題、経済問題、地域問題を見据える能力を養うことを科目の達成目標とします。 |
授業の内容および方法 |
「情報化社会」とはどんな社会なのか、最先端のAIやIoTと呼ばれるものから「情報化社会論」の登場まで遡って考察してみます。 そして情報技術と経済成長との関連を1990年代のアメリカと日本を対比しながら分析し、今後の日本の経済発展の動向を追います。 最後に情報技術の革新によって登場した新しいビジネスやAIやIoTと呼ばれるもの、これらが地域社会や経済にもたらす影響、問題点などについて解説していきます。 スケジュールは 第1回?第3回 情報化社会の見方 1、情報化社会と経済、IT投資と経済成長 2、「情報化社会論」にみる情報化の見方 3、 IT革命と情報化=「ニュー・エコノミー論」 第4回?第8回 IT(情報化)投資と経済成長 4、情報スーパーハイウェイ構想とIT(情報化)投資 5、1990年代のアメリカ経済の成長とIT(情報化)投資 6、1990年代の日本経済とIT(情報化)投資 7、ITバブルの崩壊と2000年代の経済 8、インターネットからIoT(モノのインターネット)へ 第9回?第14回 IT革命と情報化社会 9、IT革命とニュービジネス、電子商取引 10、IT革命とニュービジネス、ソーシャルメディア 11、ビッグデータ、IoT、人工知能 12、人工知能と経済、雇用の未来 13、情報化社会と情報格差(Digital Divide) 14、情報化社会と地域経済(島根県の情報化と課題) 15、期末試験 |
授業の進め方 |
講義形式で進めます。講義の内容は現代経済の変動、IT技術革新の進展、また受講者の問題関心をも取り入れて進めます。 また、新聞、雑誌などから経済、IT関連の記事を活用します。 教材・資料などはあらかじめ島根大学Moodle https://moodle.cerd.shimane-u.ac.jp/moodle/ に載せておきますので、授業前に必ずダウンロードしておいてください。登録キーは noda です。 |
授業キーワード | 情報化社会 IT IoT AI 地域経済 |
テキスト(図書) | |
参考文献(図書) | |
参考文献(その他)・授業資料等 |
教材・資料などはあらかじめ島根大学Moodle https://moodle.cerd.shimane-u.ac.jp/moodle/ に載せておきますので、授業前に必ずダウンロードしておいてください。登録キーは noda です。 「平成30年版 情報通信白書」 総務省編 ぎょうせい \2500+税 「インフォメーション・エコノミー」 篠崎彰彦著 NTT出版 \2600+税 「人工知能と経済の未来」井上智洋、文藝春秋、800円+税 その他、必要に応じて指示します。 新聞、雑誌などから経済、IT関連の記事を活用します。新聞の経済面は必ず読んでおくことを強調しておきます。 |
成績評価の方法およびその基準 |
期末試験を中心とし、課題・レポート、出席・平常点(受講票など)を参考)とします。 正当な理由なく3回以上欠席した場合は履修放棄とみなします。 |
履修上の注意 |
教材・資料などはあらかじめ島根大学Moodle https://moodle.cerd.shimane-u.ac.jp/moodle/ に載せておきますので、授業前に必ずダウンロードしておいてください。登録キーは noda です。 |
オフィスアワー | 月曜1・2時限、木曜9・10時限 |
ディプロマポリシーとの関係区分 | |
使用言語区分 | 日本語のみ |
その他 | 質問があれば nodat@soc.shimane-u.ac.jp まで気軽にメールをください。 この授業は、地域の理解を深めるベースストーン科目です。 |
No. | 担当教員 | 担当教員所属 |
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1 | 野田 哲夫 | 法文学部法経学科 |
時間割所属 | 時間割コード | 授業科目名 |
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教養教育 | GE10011 | 情報化社会と経済 |
教養教育 | E0A4701 | 情報化社会と経済 |