更新日時 | 2019/05/24 17:27 |
---|---|
科目分類 | 専門教育科目 |
時間割コード | L455102 |
授業科目名 | 情報経済論 |
授業科目名(英語) | |
科目コード | L455100 |
科目ナンバー | |
主担当教員(所属) | 野田 哲夫(法文学部法経学科) |
単位数・時間数 | 2.0 |
履修年次 | 2年,3年 |
開講学期 | 2019年度 後期 |
曜日・時限 | 月7,月8 |
選択/必修/選択必修/自由 | |
履修資格 | |
各種教育プログラム名称 | Ruby・OSS履修プログラム |
授業形態 | |
---|---|
授業の目的 |
IT技術革新に代表される情報通信技術の発達が社会に及ぼす影響を経済学的な面から分析する能力を養うことを目的とします。 IT技術革新とマクロ経済への影響を、現状を分析しながら、経済学の理論によって理論的に把握することを目的とします。 |
授業の到達目標 |
・情報財に関するミクロ経済理論を理解する。 ・IT技術革新とマクロ経済への影響を経済成長理論の中で理解する。 ・IT技術革新と経済成長の関連を生産関数を基に解けるようになる。 |
授業の内容および方法 |
情報経済・知識経済に関する戦後の経済理論の流れを歴史的に追い、現在の情報化をコンピュータとインターネットを中心としたIT(ICT)技術革新としてとらえ、IT技術革新とマクロ経済への影響を理論的に学びます。 特に、IT技術革新が最も顕著に表れたと言われる1990年代のアメリカ経済と、その中で登場した「ニューエコノミー」論の分析・検討を通じて、技術進歩を内生化した経済理論について学びます。 また、2000年代に入ってのe-Japan戦略やu-Japan構想などの日本のITを中心とした産業政策とマクロ経済の動向、ITと雇用と労働の課題について考えます。 スケジュールは、 第1回〜第3回 Introduction:情報経済学の基礎 第1回 Introduction & 市場と情報 第2回 知識経済から情報経済へ 第3回 情報技術(IT:Information Technology)と情報経済 第4回〜第6回 情報経済の理論(ミクロ経済学的基礎) 第4回 企業と市場:コースの法則 第5回 規模の経済と独占 第6回 ネットワーク効果とネットワーク経済性 第7回〜第9回 情報経済と経済成長(マクロ経済成長) 第7回 IT投資とマクロ経済成長1・マクロ生産関数 第8回 IT投資とマクロ経済成長2・技術進歩モデル 第9回 IT投資とマクロ経済成長3・産業別モデル 第10回〜第15回 情報経済と日本経済 第10回 IT投資と経済成長1 第11回 IT投資と経済成長2 第12回 IT投資と雇用・労働市場1 第13回 IT投資と雇用・労働市場2 第14回 IT投資と地域経済 期末試験 |
授業の進め方 |
講義形式で進めます。講義の内容は現代経済の変動、IT技術革新の進展、また受講者の問題関心をも取り入れて進めます。 また、新聞、雑誌などから経済、IT関連の記事を活用します。 教材・資料などはあらかじめ島根大学Moodle https://moodle.cerd.shimane-u.ac.jp/moodle/ に載せておきますので、授業前に必ずダウンロードしておいてください。登録キーは noda です。 |
授業キーワード | |
テキスト(図書) | |
参考文献(図書) | |
参考文献(その他)・授業資料等 |
教材・資料などはあらかじめ島根大学Moodle https://moodle.cerd.shimane-u.ac.jp/moodle/ に載せておきますので、授業前に必ずダウンロードしておいてください。 「情報ネットワーク経済論」 松石勝彦編 青木書店 \2200+税 「ITエコノミー」 熊坂有三 日本評論社 \2800+税 「情報技術革新と日本経済」 西村清彦他 有斐閣 \3500+税 「平成27年版 情報通信白書」 総務省編 ぎょうせい \2500+税 「インフォメーション・エコノミー」 篠崎彰彦著 NTT出版 \2600+税 「IT経済入門」 篠崎彰彦著 日経文庫 \1000+税 その他、必要に応じて指示します。 新聞、雑誌などから経済、IT関連の記事を活用します。新聞の経済面は必ず読んでおくことを強調しておきます。 |
成績評価の方法およびその基準 |
期末試験を中心とし、課題・レポート、平常点(受講票など)を参考)とします。 正当な理由なく3回以上欠席した場合は履修放棄とみなします。 |
履修上の注意 |
前期開講される「ミクロ経済学」を受講することが望ましい。 3年前期開講予定の「情報産業論」を続けて受講することが望ましい。 |
オフィスアワー | 月曜1・2時限、木曜9・10時限 |
ディプロマポリシーとの関係区分 | |
使用言語区分 | |
その他 | 質問があれば nodat@soc.shimane-u.ac.jp まで気軽にメールをください。 |
No. | 担当教員 | 担当教員所属 |
---|---|---|
1 | 野田 哲夫 | 法文学部法経学科 |