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シラバス基本情報

更新日時 2019/12/27 11:22
科目分類 専門教育科目
時間割コード L420102
授業科目名 経済学概論
授業科目名(英語) Introduction to Economics
科目コード L420100
科目ナンバー
主担当教員(所属) 野田 哲夫(法文学部法経学科)
単位数・時間数 2.0
履修年次 1年,2年,3年,4年
開講学期 2019年度 後期
曜日・時限 金3,金4
選択/必修/選択必修/自由 選択
履修資格
各種教育プログラム名称

担当教員一覧



シラバス詳細情報

授業形態 講義
授業の目的 ■ねらい
経済の歴史とその中で成立した経済の理論=経済学の流れを解説し、現代経済の把握の基礎をなす「市場」のしくみを学びます。そして、眼前にある現代の経済現象を理論的に把握する能力を養うことを目的にします。特に現代の経済で最も重要な課題である「不況」と「失業」の問題に経済学がどのように対応してきたか、対応ができるのか、を考えていきます。
■カリキュラム上の位置づけ
この授業は、免許法該当科目(教科に関する科目)の「経済学」に分類されている選択科目です。
授業の到達目標 1.経済の歴史とその中で成立した経済の理論=経済学の流れをとらえ、現代経済の把握の基礎をなす「市場」のしくみを理解することができる。(公民)
2.眼前にある現代の経済現象を理論的に把握する能力を身につけることができる。(基礎的関心)
授業の内容および方法 第1回〜第3回 市場社会と経済学の成立・発展
1、Introduction & 市場社会と経済学の成立
2、古典派経済学の成立
3、古典派経済学の発展

第4回〜第8回 資本主義の発達とマルクス経済学
4、マルクス主義とマルクス経済学・『資本論』の方法
5、資本主義と剰余価値生産:商品‐貨幣‐資本
6、資本主義の蓄積過程と失業・貧困
7、20世紀の資本主義経済とマルクス経済学
8、日本の資本主義発達とマルクス経済学

第9回〜第14回 市場と政府・近代経済学の成立と発展
9、限界革命と新古典派経済学、労働価値説と効用価値説
10、市場の「失敗」とケインズ経済学の登場
11、ケインズの経済学・有効需要と流動性選好
12、戦後資本主義経済とケインズ経済学の発展

第13回〜第15回 政府の「失敗」と市場経済・富と貧困
13、政府の「失敗」と経済学、新古典派の「復興」
14、イノベーションと経済学

15、期末試験
授業の進め方 講義形式で進めます。講義の内容は経済史、経済学説史が中心ですが、現代の経済問題についても絶えず言及します。
新聞の経済面は必ず読んでおくことを強調しておきます。
教材・資料などはあらかじめ島根大学Moodle
https://moodle.cerd.shimane-u.ac.jp/moodle/
に載せておきますので、授業前に必ずダウンロードしておいてください。登録キーは noda です。
授業キーワード 経済 経済史 経済学 経済学説
テキスト(図書)
 
参考文献(図書)
 
参考文献(その他)・授業資料等 教材・資料などはあらかじめ島根大学Moodle
https://moodle.cerd.shimane-u.ac.jp/moodle/
に載せておきますので、授業前に必ずダウンロードしておいてください。 松石勝彦『現代経済学入門』(青木書店)
ケネー『経済表』(岩波文庫)
アダム・スミス『国富論』(一) (岩波文庫)
リカード『経済学および課税の原理』(岩波文庫)
カール・マルクス『資本論』(一) (岩波文庫、新日本新書)
カール・マルクス『賃労働と資本』 (岩波文庫)
レーニン『帝国主義論』 (岩波文庫)
カール・メンガー『国民経済学原理』 (岩波文庫)
ワルラス『純粋経済学要綱』 (岩波書店)
シュンペータ『経済発展の理論』 (岩波書店)
シュンペータ『資本主義・社会主義・民主主義』 (東洋経済新報社)
ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』 (東洋経済新報社)
杉本栄一『近代経済学の解明』(上)(下)(岩波文庫)
宇沢弘文『経済学の考え方』(岩波新書)
屋嘉宗彦『マルクス経済学と近代経済学』(青木書店)
丸尾直美『経済学の巨匠』(生活情報センター)
小室直樹『経済学をめぐる巨匠たち』(ダイアモンド社)
他、講義の中で指示します。 新聞の経済面は必ず読んでおくことを強調しておきます。
成績評価の方法およびその基準 期末試験を中心とし、課題・レポート、平常点(受講票など)を参考とします。
正当な理由なく3回以上欠席した場合は履修放棄とみなします。
履修上の注意 教材・資料などはあらかじめ島根大学Moodle
https://moodle.cerd.shimane-u.ac.jp/moodle/
に載せておきますので、授業前に必ずダウンロードしておいてください(現在準備中)。
講義の進度に合わせて参考文献に挙げた経済学の古典をしっかり読んでおくことを強調しておきます。
また、新聞の経済面は必ず読んでおくことを強調しておきます。
オフィスアワー 月曜1・2時限、木曜9・10時限
ディプロマポリシーとの関係区分
使用言語区分 日本語のみ
その他 学修経験値
思考力3点 情報力2点 表現力0点 適用力2点 異文化力1点 地域力0点 協働力0点

質問があれば
nodat@soc.shimane-u.ac.jp
までメールをください。


授業追加情報

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担当教員一覧

No. 担当教員 担当教員所属
1 野田 哲夫 法文学部法経学科

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時間割所属 時間割コード 授業科目名
法文学部 L420102 経済学概論
教育学部 M613202 経済学概論
教養教育 ZA20102 経済学概論

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